改めてロボドラゴンとは?

最近ありがたいことに、個人的にも読者さん的にも盛り上がっているのが、

・ロボゼイド
・キードラゴン

プラスなんらかのトドメ要員で構成された「ロボドラゴン」デッキです。
今回はこのデッキを改めて掘り下げていきたいと思います。



「超初心者を救うと言いながら、最近ちょっとマニアックな方向に行ってないですか!?」
というお叱りの声が聞こえてきそうですが、安心してください!大丈夫です。

実はこのデッキ、組合せによっては

「非常に安く組める」


という超初心者にも、親父のお財布にもとても優しいデッキになっておりますので。



冒頭でも書きましたが、ロボゼイドことガシャットヘンシン2弾LRの、

G2-003仮面ライダーエグゼイド ロボットアクションゲーマーLV3


BM2弾LR BM2-003キードラゴン
この2枚の強烈なシナジー効果を使って勝つデッキになります。基本的な構造はこちらにもありますので、是非読んでみてくださいね。

今回の記事とかぶる部分も多々ありますが、気にせず行きますよ。

ロボゼイドのバーストアビリティ、次のターンまで相手のミガワリを(完全に)封じるで、相手のミガワリバーストを防いだ上に、弱点であるテクニカルゲージの短さから来るカウンターのくらいやすさを、キードラゴンが封印して勝つようにデザインされたデッキになります。

プレイングも簡単ですし、後述するロボゼイド、キードラゴン、クウガなら3,000円弱、クウガに変わってカチドキアームズなら3,500円程度で組めるデッキになっています。

さらにこのデッキには2つの違う勝ちパターンが存在する実に魅力に溢れたデッキなのです。

*圧倒的勝ちパターン

 

2ターン目にロボバースト、3ターン目にキードラゴンでカウンターを塞ぎつつ、トドメ要員のバーストで勝利

*逆転勝利パターン

相手がバーストしていて、自分のバーストゲージが2つ溜まっている

まずキードラゴンをバーストして、ライジングパワーを使い切る、相手がバーストしていればキードラゴンもバーストを防ぐので、続けてロボをバースト。

すでに5ポイント回復しているライジングパワーに、ロボのバーストアビリティでライジングパワーが5プラスされ、相手のライフを一万以上削る大逆転勝利が炸裂する、決まると「ガンバライジング やってて良かった〜〜!」と思える爽快感があります。

さて、必要なのは誰かな?

デッキにとって、必須のパーツになるのは、やはりロボゼイドになります。ここだけは変えちゃいけません。

シナジーとしてのカウンター塞ぎ要員として、キードラゴンがいるのですが、最近になってカチドキアームズという新しいパーツも出てきました。

それぞれのメリットデメリットを比較してみると、、、

キードラゴン

メリット:1回だけだがカウンターを確実に塞ぐ
デメリット:AP+10が頼りない



カチドキアームズ

メリット:ガッツとカウンターを両方軽減
デメリット:完全に塞げるわけではなく、特に相手にレガシーゲーマーがいると、カウンター確率超アップで相殺されてしまう。



「だったら、キードラゴンとカチドキ両方入れちゃいなよ!」



とか思うのですが、そうなるとロボバースト後の3ターン目にライジングパワーが足りなくなってジリ貧で負けてしまうパターンが増えてしまいます。

キードラゴンの絶対的な封印の力は、1回しか使えませんが、カチドキアームズの軽減とは違い確実に100%防いでくれます。

なので、(ガンバライジングの軽減ほど当てにならないものはないよ!)という心配症な貴方は、やはりキードラゴン安定となります。

カチドキアームズのAP+20は累積しませんので、3ターン目には累積+10を持つキードラゴンに抜かれてしまうのも小さくないポイントになります。

トドメを刺すのは誰だ!?

まずはガンバライダーに触れないわけにはいきません。

やはり全員のゲキレツアイコン+100と、驚異のバースト必殺技ライジングコスト5はとてつもない力です。

しかし、ガンバライダーにはお金ではけして買うことの出来ない「時間」という、この世で1番貴重なリソースが必要になってきますので、僕も含めた初心者さんには手の出しようがありません。

だったら、まだしも金で解決できるクロノスが次点か!?と思ったら、カチドキアームズと同じでライジングパワーが足りなくて負けてしまう点は同じになります。

それでも問答無用のバーストアビリティは十分に魅力的ですけどね。

実は地味にキードラゴンと、1番出しかぶりがあるのもデメリットと言えばデメリットです。

ライジングパワーを自前でなんとかできる2人

僕はウェブでこのカードがトドメ要員になっているデッキを見るまで、トドメ要員はアタッカータイプ、と決めてかかっていました。

それは多分、キードラゴンのバーストアビリティにある「アタッカータイプのこうげき+1000、AP+10」という一文にそれこそイメージを封印されていたのかもしれません。

ライジングパワーが足りないなら、自給自足できる人を入れれば良いじゃん!

という事で、今さらメジャーすぎるBM1弾LRフィニッシャービルドに白羽の矢を立てました。

これが大安定で、毎ターンRP+2って地方公務員を40年間無事に勤め上げました!というくらいの大安定なんです。

しかもトドメ要員としてはこれ以上ないくらいのフィニッシャータイプですから。

そしてこの間当ブログに、書き込みしてくださったトラッキーマンさんが教えてくれたのが、同じくBM1弾LRのメカニカルクウガでした。
ロボのスロットをパンチに変えるために、ムテキガシャットをスキャンすると、ムテキアタックという大きすぎるオマケがついてきます。

それに、もしかしたらこのカードの最大のメリットは、値段がフィニッシャービルドの5分の1以下というところかもしれません。

性能も上とは言いませんが、カードゲームの醍醐味の一つがカード同士がお互いを高め合うシナジーならば、魅力という意味ではビルドより上かもしれません。

トラッキーマンさんも書いていましたが、毎ターンボウギョ+400というのもロボゼイドのライフ+500とうまく絡み合っています。

だったら普通に強いあのカードは???

だったら、普通に強いカードも強いんじゃね?ということで、お待たせしましたナイサバの登場です。

メリットは言わずもがなですが、表、裏スキルともに隙がない強さです。トドメ要員と考えれば、フィニッシャー以上にガッツ対策ができてますし、弱点だったテクニカルゲージも累積であがっていきます。

しかし、やはりRP不足というこのデッキがかかえる最大のジレンマは解消できませんし、1番出しかぶりもクロノスと同じです。

トータルで考えると、強いガンバライダーがいる場合はガンバライダー安定。

そうでない場合は、予算に応じてビルドかクウガを選ぶのが一番良いのかもしれません。

繰り返しますが、けしてクウガが劣っている訳ではありませんからね、もし貴方が持っているのであれば、是非使ってみてください。

僕もクウガに思い入れがあって、シングルを購入したは良いものの何かあまり活躍させてあげられていなかったのですが、


「なんだ、君の場所はここだったのね~」

そう納得してしまうくらいの強さですよ。
最後の最後に注意事項
ロボがバーストしたさいに、バグで相手ライダーがミガワリしてしまう場合があります。

このタネはライジングラッシュにあり、ライジングラッシュになってしまうと、なぜか高確率でバーストアビリティが無視されます。

これだけはご注意下さいね。

【追記】

ラウンド4までもつれて、キードラゴンの力が余ってる場合は、迷わず使いましょう。

ファイナルまで持ち越しても、何の意味もないアビリティですので。