封印する者、される者

何か強力なカードが出てくると、

「確かあのタイプを封印するカードは、、、」

そう考えてしまいがちですが、その考え方ちょっと待って下さいね。

カードゲームには「カードアドバンテージ」という言葉があって、それはガンバライジングでも同じです。

では、カードアドバンテージとは?

1対1=居ないのと同じ

封印アビリティを持つライダーのほとんどは、封印以外の能力を持っていないのが現実です。

つまり相手のカードも無効に出来るけど、自分もカードを1枚無駄にしているのと同じで、いわゆる「1対1交換」をしているだけです。

3対3のゲームを2対2にしているだけなわけですね。

これがG1-014LRゲンムや、BM2-039SRバロンのように「封印+α」があるライダーはカードアドバンテージがある、と言って良いでしょう。

何しろゲンムは1ラウンドのみとはいえ、1枚で3枚のカードを封印してしまうのですから。

カードアドバンテージという言葉そのものです。しかも2ラウンドでバースト出来ればAP積み要員にもなってくれる。

バロンはバロンで、例え相手にブレイカーがいなくても「腐らない」というのが、カードアドバンテージになります。

自分自身がブレイカーであり、1ラウンドのみAP+20、その後もAP+10は担保されている。

さらに最初にバーストすれば、ブレイカーのアビリティで相手のアビリティを一時停止させつつ、もしかしたらゲンム以上のAP積み要員になる。

全く腐りません。

封印能力を持つK4-061CP、ネクロムキバ魂は、フィニッシャーを封印できる強力なカードですが、もし相手にフィニッシャーがいなかった場合、実質3対2で戦うハメになってしまいます。

ただし例外はあり

物事に例外はつきものです。

その例外とは、

「封印要員がいなくても勝てる仕組みを作ってある場合」

です。

マンツーマンで相手デッキのキーカード(主役)を押さえつけている間に、残りの2枚が勝負を決める

その仕組みが出来ていれば勝てます。

こちらが捨てるのはメイン以外のカードで、お相手が捨てるのはデッキの主役。

そうなれば勝ちは見えてきますよね。

でもねぇ、、、3枚で全力でデッキを組んだ方が明らかに強いと思うんですよ、、、

というのは、

ゲームはリソース管理(でもある)

ゲームには必ずリソース(資産)管理という言葉が出てきます。

ガンバライジングにも、色々なリソースがありますよね。

バーストゲージ、ライジングパワー、広い意味で言うと、APやテクニカルゲージも繰り返し使える、という意味ではリソースと言えるかもしれません。

その中でも最大のリソースは、間違いなくカード(ライダー)です。

たった3枚しか枠が無い、その最大のリソースの33%以上をギャンブルに使うのはねぇ、、、家計だったらとっくに離婚。会社の社長がそんな事してたら会社は倒産ですから。

学生の人はピンと来ないかもしれませんが、もし貴方のお父様が給料の3分の1を必ずギャンブルに使っていたら、「えぇ〜」ですよねぇ。

さて、そういう意味で新しいGLRディケイド激情態はどうなのでしょうかね?

さ〜て、次回のガンバライジング親父は!?

今回は急遽前回の予告と違う事をやってしまいました。

カードゲームでは割と当たり前の知識であるリソース管理という問題は、ガンバライジングでも常にあって、実はそこを意識出来れば、グンと一段上に登れるのは間違いないと思ったので、急遽書いてしまった次第です。

もしかしたら偉そうな文章になってしまっていたら、お詫び申し上げます。ごめんしてね。

次回は賞味期限の切れないうちに、アメイジングなマイティさんのガンバライダー以外の相方を考えていきますよ〜。